牛すじ肉の赤ワイン煮込み

オーストラリア産のお安い牛すじ肉でワインディナーです。

牛すじ肉はしっかり煮込んで柔らかくしたいのですが、長時間の煮込みは大変なので圧力鍋を使っておいしく仕上げます。

アンダルシアにラボ・デ・トロ ( Rabo de toro) という赤ワインの煮込み料理があります。
これはテールを使いますが、スーパーに売ってないので牛すじで作ります。

牛すじは下茹でが必要なので、けっこうな時間がかかります。長時間煮込むのも大変なので、今回も圧力鍋を使って調理します。

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スペインワインを合わせたい

やはりスペインワインを合わせたいです。
安くておいしい名門トーレスのサングレ・デ・トロ (Sangre de toro)にしました。
ラボ・デ・トロだったらトロ繋がりになるけど、牛すじなので少し残念です。

サングレ・デ・トロ オリジナルとテンプラニーリョ

赤はオリジナルとテンプラニーリョがあり、どちらも果実味が豊かで飲みやすいです。あまりワインを飲まない人にもオススメです。

テンプラニーリョの方が少しタニックなので、渋みが苦手な人はオリジナルがいいかもしれません。雄牛の飾りがよいです。

トーレスのサングレ・デ・トロは、エノテカでセットを買った方が安いです。オリジナルとテンプラニーリョ、ロゼ、白、スパークリング (カヴァじゃない) の5本です。

アマゾンでは売っておらず、楽天市場と公式ストアでの取り扱いです。

牛すじの赤ワイン煮 材料とつくりかた

なんといっても牛すじは下茹でが大事です。
柔らか仕上げにするため、面倒くさいけどしっかりやってください。

牛すじの赤ワイン煮 材料 (2人分)

  • 牛すじ肉 200g
  • 玉ねぎ 1/2個 薄切り
  • じゃがいも 小 5個
  • にんじん 5cm 細切り 面取り
  • にんにく 1片 みじん切り
  • オリーブオイル 大さじ2
  • バター 30g
  • 赤ワイン 250ml
  • コンソメスープ 100ml
  • トマトソース 大さじ3
  • ローリエ 1枚
  • 塩 小さじ1
  • 中農ソース 大さじ1
  • ケチャップ 適量

つくりかた

牛すじ肉は下茹でしておきます。
鍋で湯を沸かして沸騰したら牛すじ肉を入れて色が変わるまで茹でます。
牛すじ肉をざるにあげて水で洗ってから、更に弱火で1時間じっくり茹でてください。

STEP
野菜を炒める

圧力鍋にオリーブオイル、バターを入れる。
にんにく、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、塩を入れて玉ねぎがしんなりするまで炒める。

STEP
赤ワインとコンソメスープで煮る

赤ワインを沸騰させてアルコールを飛ばす。
牛すじ肉、コンソメスープ、トマトソース、ローリエを入れて10分煮る。
あくが出て来たら丁寧に取り除く。

STEP
加圧調理

圧力鍋の蓋をして加圧調理で15分煮る。
火を止めて圧が下がるまで放置。
圧が下がったら蓋を開けてローリエを抜き、中農ソースを入れてかき混ぜる。
味を見ながらケチャップを入れて調える。

お皿に盛りつけてタイムを振って完成。

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