スペインにパスタパエージャがあると知ったときは驚きました。
そんなもんはパエージャではないと怒りそうな気がします。ところが、パスタパエージャ用のパスタがあるぐらいで大いにアリです。
いろいろなレシピがあるパスタパエージャ
普通のスパゲッティを折って使うものやサフランを入れないレシピなど、パスタパエージャには様々なレシピがあります。
スペインにはフィデオというパスタパエージャ用のパスタがあり、日本でも通販で買えます。
スペインのフィデオにも2種類ある
スペインのフィデオにも2種類ああります。
スパゲッティをカットしたようなタイプとマカロニタイプの2種類です。
私は穴からスープを吸ってほしい気がするのでマカロニタイプを使っています。私はマカロニタイプの方が好きです。
通販でフィデオだけ買うのも面倒くさいので、いつもお世話になっているトップバリュのサラダマカロニで作ります。
濃厚海老出汁のパスタパエージャ 材料とつくりかた
お米の場合は15~20分炊きますが、パスタパエージャはパスタのゆで時間になります。
ゆで時間の短いパスタを選ぶとすぐにゆで時間に到達してしまいます。様子を見ながら調理ができないので難しいです。
私はお米の方が簡単だと思います。
お米の炊き加減は見ながら分かると思いますが、パスタは見た感じでは分かりにくいです。
材料 (2人分)
アルゼンチン産赤えびとイカげそは、恥ずかしながら見切り品でございます。
赤えびは生食用ですが、3匹だけなので焼いて使います。
- 有頭赤えび 3匹
- イカげそ 100g
- にんにく 1片 ざっくりみじん切り
- 玉ねぎ 1/4 ざっくりみじん切り
- パプリカ 1/4
- ピーマン 1個 細切り
- トップバリュ サラダマカロニ 150g
- トマトソース 大さじ4
- オリーブオイル 大さじ2
- 白ワイン 20ml
- 水 400ml
- サフラン 適量
- 塩 適量
- コショウ 適量
- パセリ 適量
つくりかた
アルゼンチン産赤海老の頭と殻を使って出汁を取ります。濃厚にしっかり出汁を取るので、今回はコンソメを使っていません。
パスタを加えてから煮る時間はパスタのゆで時間です。
このサラダマカロニのゆで時間は8分なので、合計で8分になるように作っています。
イカげそと赤えびは水気を切って塩を振っておく。
フライパンにオリーブオイル (分量外)を入れてイカげそと赤えびを中火で炒める。
フライパンが汚いですよと思いますが、旨味もあるので後から一緒に出汁にします。
イカげそと赤えびを炒めたフライパンに赤えびの頭と殻を入れる。
白ワインを加えて中火で煮立てから水を加え、沸騰したら弱火で10分間煮る。
煮ている途中で海老の頭を潰すとよく出汁が出る。
少し放置してさましてから、漉し器で受けて出汁をボウルに取る。
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れる。弱火で玉ねぎが透き通るまで炒める。
海老で取った出汁、パスタ、トマトソース、サフラン、塩、コショウを加えてひと煮立ちさせる。ひと煮立ちしたら、蓋をして弱火で3分煮る。
3分経ったらパプリカ、イカげそ、赤えびを乗せて、蓋をして更に5分間煮る。
蓋を外して20秒ほど中火にかけて焦げを作って完成。水分の状態で時間を調整する。
取り分けてパセリを振っていただきます。
アリオリソースを付けて食べるのがおいしいのでおすすめです。