ピカディージョは、スペインやラテンアメリカ諸国で食べられているひき肉の料理です。
日本人の口にも合う料理で、ごはんにのせて良し、パンにのせてもおいしい、ポテトにのせるのもアリです。
もちろん、赤ワインにも合うのでワインディナーにもおすすめです。
中でもおすすめなのがポテトです。
ちょっと意外かもしれないですが、ワインとのマッチングもすごくよいです。
ひき肉は牛肉、豚肉、合い挽き、鶏肉、羊肉といろんなレシピがあります。
今回は諸般の事情で豚ひき肉で作っています。
ひとりでもワインディナーを楽しむのがブログのコンセプト。
ご予算も大事なポイントです。
ピカディージョの材料とつくりかた
ピカディージョは刻んだものという意味なので、材料はすべてみじん切りにします。
あとは炒めてトマトの水分で煮込むだけです。
ラテンアメリカ諸国ではクミンを使うレシピが一般的ですが、スペインのレシピはクミンなしが多いです。私もクミンなしで作っています。
材料 (2人分)
- 豚ひき肉 200g
- 玉ねぎ 半分 みじん切り
- ピーマン 1個 みじん切り
- トマト 1個 みじん切り
- オリーブオイル 大さじ1.5
- 白ワイン 50ml
- パプリパウダー 小さじ1
- 塩 適量
- コショウ適量
- パセリ 適量
ピカディージョのつくりかた
ポイントは仕上がりの水分です。
パンやポテトにのせるなら、水分が少なめになるよう煮詰めてください。
ごはんのせの場合はお好みでよいです。
パサパサにならないように注意しながら煮詰めてください。
フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎとピーマンを中火で炒める。
玉ねぎが透き通ってきたら、ひき肉を加えてほぐしながら炒める。
ひき肉がほぐれてきたら、トマト、白ワイン、パプリカパウダーを加える。
混ぜながら、塩、コショウで味を整える。
弱火にして好みの水分になるまで煮詰め、最後にパセリを振って混ぜる。
蓋をせずに混ぜながら煮詰めて大丈夫。
ピカディージョのポテトタパス
ポテトタパスの土台になるポテトを作ります。
とても簡単で塩コショウしてバターで炒めるだけです。
【材料 2人分】
・じゃがいも 中 2個 1cmで縦に切る
・バター 50g
・塩 適量
・コショウ 適量
両面に塩コショウをしっかり振る。
塩コショウはしっかりめにした方がおいしいです。
フライパンでバターを弱火で溶かす。
じゃがいもを弱火のまま、きつね色になるまじっくり炒める。
ピカディージョのタパス ごはんとパン
最後にごはんとパンタパスのポイントをご紹介します。
どちらもおすすめですが、ひと工夫するともっとおいしくなります。
ごはんにのせるならピリ辛もうまい!
これからの季節はピリ辛もおすすめです。
パンとポテトは基本のピカディージョの方が合いますが、ごはんにのせる場合はピリ辛にするとおいしいです。
基本のピカディージョの分量なら、レッドペッパー小さじ 1で十分です。
バケットは軽くトースト
ピカディージョをのせる面にバターをのせて、軽くトーストするのがおすすめです。
カリッとしたバケットの食感がおいしさをアップしてくれます。
ピカディージョ、
ぜひワインと楽しんでください!