ロメスコソースとは、パプリカの甘旨と香ばしいナッツ、シェリービネガーの酸味が一体になった、スペインのとてもおいしいソースです。硬めのテクスチャーなので、ディップソースとしても食べやすいです。

お肉にも野菜にも合うロメスコソースですが、私はモッツァレラと合わせるのが好きです。シンプルにバケットに塗ってもおいしいです。
ロゼワインとも相性抜群なので、よく作っています。ロメスコソースの作り方は、ローストしてフードプロセッサーで撹拌するだけです。とても簡単なので、作ってみてはいかがでしょうか。
ロメスコソースのレシピについて
ロメスコソースのレシピは、材料が微妙に違うレシピが多いです。今は自分好みの味と量ができたましたが、これは違うなというダメスコソースも作ってきたので、ポイントをお伝えしておきましょう。
生のトマトは使わないほうがよい
生のトマトを使うレシピもありますが、日本では完熟トマトの入手が難しいです。日本のトマトは、サラダで食べるとおいしいのですが、ソースやガスパチョにすると、どうも水臭いというか、熟感が足りないと感じます。
無難にトマト缶を使ったほうがよいと思います。私はトップバリュのあらごしトマトです。基本は安いからですが、紙パックなのでゴミが楽でよいです。
パプリカは真っ黒ぐらい焼いてOK
ちょっと焦げてるぐらいだと皮をむくのが大変な部分ができますし、甘みも出しきれないので、真っ黒ぐらいで大丈夫です。どうしてもムラはできますが、しっかり焦がしましょう。
ピリ辛はお好みで
唐辛子を入れるレシピと入れないレシピがあります。お好みでよいと思います。私は赤唐辛子を1本分入れてますが、カイエンペッパーやチリペッパーでもよいです。
ロメスコソースのつくりかた
私はひとり暮らしなので、たくさん作っても食べ切れません。出来上がりの量が200-250mlぐらいになるように作っています。
ロメスコソースの材料
- あらごしトマト… 100ml
- 赤パプリカ… 1個
- アーモンド (スライス)… 30g
- にんにく… 1片
- バケット (食パンでも可)… 1切
- オリーブオイル… 50ml
- シェリービネガー … 大さじ1
- ピメントン ドゥルセ … 小さじ1
- 塩… 小さじ1/4
- 黒こしょう… 少々
- 赤唐辛子… 1本 (輪切り)
私はシェリービネガーが好きなので使っていますが、酸味がやや強いので、苦手な人は赤ワインビネガーにするとよいです。
ピメントン ドゥルセは、普通のパプリカパウダーでも大丈夫です。
¡Vamos a cocinar! 調理の手順
作り方は簡単です。フードプロセッサーに材料を放り込んでいくイメージです。
あらごしトマト、オリーブオイル、シェリービネガー、ピメントン、塩、黒こしょう、赤唐辛子をフードプロセッサーに投入する。
アルミホイルで包んだにんにくとアーモンドスライスをフライパンでローストする。
アーモンドスライスは、香りが出て、軽く色付く程度で十分です。
バケットをトーストしておく。

パプリカを半分に切り、種とわたを取り除いて、グリルで黒くなるまで焼く。オーブンでもトースターでもOKです。
パプリカを黒くなるまで焼いたら皮をむく。ラップで5分ほど蒸らすとむきやすいです。

皮をむいたにんにくとパプリカ、焼いたバケットを適当な大きさに切り、調味料が入ったフードプロセッサに入れて撹拌する。
粒感を残すか、ペースト状になるまで撹拌するかはお好みでよいです。少し粒感を残したほうが、おいしいと思います。
完成!
