トーレスは、スペインを代表するワイナリーのひとつです。赤のマス・ラ・プラナや白のミルマンダなど、お高めのワインもありますが、買いやすい値段のおいしいワインが多いです。
マス・ラ・プラナは、スペインのPeñínをはじめ、Wine Enthusiastなど、各ワインメディアで90点以上つくワインです。
アルトス・イベリコスやサングレ・デ・トロ、サン・ヴァレンティンなどは、買いやすい価格帯のワインですので、チェックして見てください。

今回はヴィーニャ・エスメラルダのロゼです。ビーニャ・エスメラルダはブランコが人気ですが、ロゼもおいしいです。色がきれいでラベルのデザインもよく、ヴィジュアル的にもカジュアルなワイン女子におすすめのロゼワインです。
スペイン語では、ロゼをロサード (rosado)、赤をティント (tinto)、白をブランコ (balanco)と呼びます。頭にワインを意味するビーノ (vino)をつけるので、ロゼワインは vino rosadoになります。
ラベルにスペイン語で書いていたり、ワイン屋さんでロサードと表記している場合もあるので、覚えておいて損はないです。
生産地 | スペイン |
品種 | ガルナッチャ |
ヴィンテージ | 2022 |
アルコール度数 | 12.5% |
購入先 | フェリシティ |
価格 | 1,408円 |
きれいな色とラベルのビジュアル面も魅力ですが、フルーティーで穏やかな味わいと、ほんのり苦みを感じる大人なロゼです。この価格帯ではお値打ち、コスパがよいロゼワインです。

色は淡いサーモンピンク、光の反射がきれいです。ラズベリーやすぐりの赤果実のアロマと甘美なアプリコットのアロマ、フローラルやシトラス系の爽やかなニュアンスもあり、魅惑的なアロマです。
心地よい爽やかな酸味は、ほのかな甘味と調和が取れているので、普段はあまりワインを飲まない人もおいしく飲めると思います。意外と余韻があり、ほんのり苦みも感じる繊細なワインです。
ペアリング
カタルーニャ風チキン私はアーモンドパウダーでリッチ風味にしたカタルーニャ風チキン (ポジョ・ア・ラ・カタラーナ) でいただきました。
カタルーニャ風チキンは、焼いた鶏肉をプルーンやトマト、白ワインで煮る料理です。私はお安い手羽元を使いました。
