販売先での名称は、「ピエール・シャヴァン(ピエール シャバン)・AOP コート・ド・プロヴァンス・ロゼ」です。
生産元のドメーヌ・ピエール・シャヴァンは、ノンアルコールも作っている現代的な素敵なドメーヌです。
色がとてもきれいなワインです。テーブルが華やかになりますし、気分も上がります。写真だと色が出にくいですけど、SNSをやっている人は、アップ必須のワインです。
生産地 | フランス プロヴァンス |
品種 | グルナッシュ、サンソー他 |
ヴィンテージ | 2021 |
アルコール度数 | 12.5% |
購入先 | フェリシティ |
価格 | 2,464円 |
なんといっても、このきれいな色です。酸味は強めですが、料理と合わせると、まろやかに調和するワインで、休日のおうちディナーにぴったりです。卵料理がおすすめです。

この写真は黄色が少し強めに出ているような気がします。後ほど紹介する料理と一緒に撮っている写真は実際の色に近いです。

色がとてもきれいです。淡いピンク色ですが、指輪などにあるローズゴールドが混ざっているような、輝きのある色です。
ラズベリーやイチゴのアロマ、グレープフルーツの柑橘系のヒント、フルーティーなアロマがよく香ります。
酸味がしっかりというより強く、もう少し酸味に丸みがあってもよいかなと感じます。甘みは抑制的、苦みもはっきり感じます。余韻も酸味が前に出ています。

カッコつけずに言うと、「ほっぺたがきゅーってなるぅ~」って感じの酸味の強さです。
正直なところ、辛口ロゼといっても、ちょっと酸味が気になりました。ところが、料理と合わさると、うまく調和しておいしくなりました。


ペアリング
フラメンカ・エッグ時間があるときだけですが、ワインのテイスティングをしてから、食材を買いに行きます。すごくこだわってるわけではなく、単に合う料理を考えるのが好きなだけです。
カルパッチョ用の鯛が不発
甘みのある鯛のカルパッチョがよさそうかなと思ってスーパーに行ったのですが、ペラッペラッのアラ表記の鯛しかありませんでした。
包丁が水平になるぐらいで、がんばって、削いで削いでカルパッチョにしました。


フラメンカ・エッグとの相性が
フラメンカ・エッグは、トマトソースで煮込んだ野菜やチョリソ、ハモンセラーノに卵を落とした料理です。卵は半熟が鉄則です。


ワインの色は、この写真の方が実物に近いです。きれいな色のワインでしょう?
酸味が気になったワインでしたが、フラメンカ・エッグがよくマッチして、とてもおいしくいただけました。半熟卵が良かったのだと思います。
15cmのスキレットのおひとり様仕様なので、卵が覆ってしまいます。卵の下はこんな感じになっています。




フラメンカなの?
私は、「パエリア」を「パエージャ」と発音しろとか、「カタルーニャ」は「カタラーナ」と発音すべきとか言うつもりはありません。別に日本ではいいんじゃねぐらいに思っています。
習近平 (Xí Jìnpíng) をシュウキンペイと呼んでも、中国人と話さなければ、どうってことないです。



ラベルはエチケットと呼ぶべきだニャ



大日本ワイン界か!
先にお口のエチケットなんとかせーや!
スペイン語では、Huevos a la flamenca と言います。a la は ~風とか、~スタイルという意味なので、卵のフラメンカ風になります。
flamencaは、女性のフラメンコダンサーのことです。flamencoは男性、或いはジャンルそのものを指します。だから、料理の由来は女性にあるということが分かります。
文法的に性がある言語は、性を間違えると文法的な誤りとなるので、勉強してる身としては、守らないといけません。