料理写真をキレイに取る方法を考える

他人のブログを読んでいて、興味深い記事がありました。
ブログ運営者はSNSもされているそうで、コメント欄にボロカス書かれたそうです。

料理の写真がおいしそうに見えない。
センスが悪い。

こんなことをコメント欄に書く人は異常だと思いますよ。
ブログ運営者は自分らしく続けていくようなことを書かれていました。
最後によくある今日の晩ごはん、カシャッ。

こ、これは、う~ん…

目次

写真の基礎は習った方がいい

私はオリンパスの講座に何度も行ってます。
センスが悪いのと、ダイビングで水中撮影をするからです。
理屈を少し知るだけで違いますよ。
まぐれショットが極稀に撮れるようになります。

ちょっと私の写真を紹介をさせてくださいね。

アイキャッチ画像とこの写真は沖縄です。
何度も潜っていると、ニモか..と軽く見るようになるカクレクマノミ。
かわいいお魚です。

ウミガメは寄っても逃げないので撮りやすいです。
とりあえず、見れそうな写真が確保できるのでウミガメ大好き。

なかなか上手くなりませんが、講座を受けると考えて撮るようになります。
ステキな写真は撮れなくても、センスが悪い写真は減ると思います。

私が使っているカメラ

料理はスマホを2台使っています。
スクエアはGalaxy note、ワイドはEdge 30 proです。

水中撮影はTG-5にハウジングやストロボを付けて一緒に潜ります。
風景などはEPL-6を使っています。
古いので買い替えたいですが、赤いカメラが売ってないんですよ。
赤いカメラの情報をお待ちしております。

左からGalaxy Note 10+, Edge 30 Pro, TG-5, ELP-6

写真とワインを楽しむコツは、おじさんを上手く避けることです

センスが悪い料理写真の集大成は機内食

広告や雑誌の写真は、プロの料理をプロのカメラマンが撮っています。
こっちは写真だけではなく、料理もアマですからね。
ある種の割り切りは必要ですが、センスが悪いのは避けたいですよね。

機内食にはセンスが悪い写真の要素が凝縮されていると思います。
環境の制約があるので、思うように撮れないんですよね。

こりゃ、ひどいね。

料理はイマイチ。
背景は悪いし、私の靴まで写っています。
空のコップとか調味料はいらないよね。
ワインは何なのか、さっぱり分からない。

機内食写真を整理すると、料理写真をそれなりに撮るコツが見えてきます。
とにかく、余計なモノを写さないことが大事ですね。
そうは言っても、おうち写真では写ってしまうんですよ。

余計なモノが写ってしまったらトリミングで排除しましょう。

料理の盛り付け

そもそもなんですけど、
被写体の料理をちゃんと盛り付けないとダメですよね。

お皿いっぱいに盛るとキレイに見えないことは分かっています。
料理を盛るのは、緑の円ですね。
緑の円と点線の間は傾斜ですが、ここには盛らないほうがいいです。
ここが余白になることで、料理がキレイに見えます。
縁にはみ出すのはNGでございます。

料理の彩り

一応は彩りを意識して料理を作っています。
ミニトマト、ベビーリーフ、スプラウト類を使うとキレイに見えます。

あとは散らしものですね。
食材に合わせる必要はあるけど、チャービルやディルは形もかわいいので使いたい。
パプリカパウダーもオススメです。

無理にすべての料理を撮らない

私は紹介する料理を決めて写真を撮っています。

引かないと全ての料理が入らないときは要注意。
あまり引きすぎると料理が小さくなるので、全体的にのぺっとした写真になってしまう。
これは、おいしそうに見えない。

特に真上から撮る写真は、大きめのダイニングテーブルが必須。
ひとり暮らしのローテーブルは、サイドの幅が足りないことが多いです。

その漬物は本当に必要なのか

味噌汁や漬物は写真に必要なのだろうか。
私なら入れないですね。
その日のメイン料理を中心に構図を考えて撮ってみます。
実際にバケットやサラダは入れてないです。

アイテム数を減らすと寄れるので、写真が撮りやすくなります。

しょぼいカトラリーは撮らない

意図的に見せる場合はあるけど、そこら辺で買ったお箸は撮らないです。
デザインされたお箸ならいいけど、普段使いはキレイでもないですからね。

特に上から撮った写真でお箸があると、定食屋のメニューになってしまいます。
そういう意図ならいいと思うけど、私はある料理の紹介をしたいのでボツです。

何を撮りたいのかを決める

写真の講座では講師の方がアドバイスをしてくれます。

これは何を撮りたかったの?
見る人に何を伝えたいと思ったの?

この時はみんなで街歩きをしながら撮影する講座でした。
はい、なにも考えてませんでした!
なんとなくキレイかなと思ってパシャっと撮りました。

意図が見えない写真はボヤッとする

とても大事なことだと思います。
意図が見えない写真は、ボヤッとした印象を受けます。
私はこの料理はおいしいですよと伝えたい。
だから、紹介したい料理にフォーカスして写真を撮っています。

食事の記録的な写真であれば、上から全部もいいですよね。
でも、何を伝えたいのかはあった方がいいと思います。
朝食ですを伝えたいのであれば、朝の自然光を使ったほうがいいです。
夕食ならお酒が一緒のほうがいいかもしれない。

ただし、同じ構図の写真が続くと単調に感じるので、構図は変えたほうがいいと思います。

構図を考えて写真を撮る

上や斜め上から撮ってる料理の写真が多いですよね。
私も撮っていますが、あまり好きじゃないです。

上から撮る写真がアイキャッチで並ぶと、すごく単調に見えちゃうんですよね。
だから、寄った写真も撮るのですが、これもマンネリ化してくる。
構図は難しいと思いますね。

日の丸とか三分割とか、基本の構図はいくつかあります。
でも、その構図をどういうときに使うかはセンスだと思います。
いろんなアイデアを吸収して、引き出しを増やすしかないのかなと考えてます。

デザインの本も勉強になります

スマホの撮影モードを使いまくる

ほとんどの人はスマホで撮ってると思います。
スマホのカメラは機能が豊富なので、どんな機能があるか確認するといいと思います。

ひとつは、グリッド表示ですね。
日の丸なら真ん中に収めたり、構図が決まりやすいです。
水中撮影では出してないけど、スマホはブレやすいのでグリッドを出してます。

その他の機能も確認するといいですよ。
Galaxy noteには料理モードがあって、けっこう使えるヤツなんです。
夜間であろうが何であろうが、すべてのモードで撮ってみるといいです。
意外なモードで、いい写真が撮れるかもしれません。

とりあえずは、いろんな構図とモードで撮ってみる。
その中からよく撮れてる写真をピックアップするといいと思います。
私も撮りまくってからチョイスしています。

いつか入選できるように

私はもっと良い写真が撮れるようになりたいです。
私の現状はこれなんですけど、もっと上手になりたいと思っています。
いつかコンテストで入選したいです。

私なりに自分らしく続けて、コンテストに入選するとは思えない。
そこのレベルに達してないのに、私なりに自分らしくやっても現状維持ですよね。
勝てないレベルで現状維持ではどうしようもない。

私は人生や仕事も同じだと思っています。

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